2016年11月29日 公開
2023年05月16日 更新
たとえば、投資の世界ではマーケットが暴落しているときこそ、儲けるチャンスは大きくなります。しかし、多くの場合、暴落時にはさらなる値崩れを怖れて買うことができないばかりか、底値で手放し、結果として大きな損を出してしまいがちです。
しかしなかには、ウォーレン・バフェットやジム・ロジャーズのように、そんな危機をもチャンスに変えて、巨万の富を手にしてきた人もいます。
どうしてそんなことができるのかといえば、おそらく、彼らの意識の底=「潜在意識」の領域に、投資でお金を増やすことに対する信念、「どんな状況でも自分は負けない」という信念があるからではないかと思います。
とはいえ、子供のころにつくられた強固な「思い込み」を、どうやったら変えることができるのでしょうか。
実は私自身、そのセミナーで得た方法論によって、かつての自分と大きく変わることができました。そして、その体験に基づく自分なりの方法論を確立し、以下の6つを「固定観念を変える方法」として提示しています。
・あえて、「いまの延長線上」の未来に浸る
・自分の「理想の姿」をイメージする
・大切にしたいビリーフと手放したいビリーフを整理する
・理想の姿をイメージする
・反復により、心の奥に新しいビリーフを刷り込ませる
・新しいビリーフが「正しい」というエビデンス(証拠)を収集する
この6つについて、詳しくは拙著をお読みいただければと思いますが、貯畜、副業、株やFXによる投資、家計の改善などに必死に取り組むよりも前に、そもそも自分がお金に対してどういう感情を抱いているか、その潜在意識を見つめ、「お金=悪者」という思い込みのワナから脱することが、お金持ちへの第一歩と言えるでしょう。
更新:11月24日 00:05