2016年11月29日 公開
2023年05月16日 更新
論理的な「左左脳」は、「一年以内に使う・使わない」という時間軸や使用頻度を考えて選別しましょう。使わないモノは処分、残りはよく使うものほど近くに配置、という「王道」に従えば万全です。
「右右脳」は、実用性はなくとも大事なモノがあるはず。そこで、最も思い入れのある「宝物」、次に大事な「お気に入り」、実用性のある「道具」を残し、それ以外は手放す、という方法をとりましょう。
「右左脳」は、使用頻度と感情を組み合わせたキーワードで分類しましょう。「左左脳」と同様に時間軸での分類もおすすめです。
難しいのは「左右脳」。思考パターンが千差万別で、一定の方法にはまらない傾向が。まずは、納得できる「マイルール」を見つけましょう。モノを持った時に出てきた言葉での分類も有効です。
こうしてモノを減らした後は、2タイプに基づいて配置を。左左脳・右左脳は「理論タイプ」、右右脳・左右脳は「直感タイプ」の方法をとれば、快適なデスクになるでしょう。
一見整然としているようで、実はいくつものファイルボックスがデスク上を占拠していたり、文具のストックが増えすぎたりする傾向あり。
デスクの上に出すのは稼働中の書類のみにし、電子化できる書類はスキャンしてデータ保存すると空間の無駄がなくなる。文具も同じ用途のものは処分して、引き出し上段のトレーに入るよう絞り込もう。
スッキリした空間を好む理論タイプにとって、メモ用紙にランダムに書いたものが散らかるのは防止したいところ。小さめのノートに書けば収まりがつきやすい。領収書や名刺などの細かいモノも、分類上手な性質を生かしてファイル管理すると快適だ。
「出しっぱなし」で散らかっていく、「しまいっぱなし」で使わないモノが引き出しを占領する――直感タイプにありがちなこれらの失敗を防ぐには、「見える化」が不可欠だ。
透明なトレーやボックスをデスクに配置すると、モノの場所がわかりやすく、元に戻すのも簡単だ。
よく使うモノほど近くに置くことも大切。毎日使用する文具はデスクの上段引き出しではなく、透明の卓上引き出しを利き手のそばに配置すると出し入れしやすい。
細かい分類は不得手なので、書類のファイリングの際は、カテゴリーを「ざっくり」分けるのがコツ。領収書や名刺の保管は、小さめの箱にそのまま入れておくだけでよい。
※利き脳タイプ別の傾向は、よく見られる特徴的なものを集めたもので「このような性格」と断定するものではありません。
(『THE21』2016年11月号特集「面白いほどスッキリ片づく整理術」より)
更新:11月22日 00:05