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一瞬で誰でもできる、「人の心を動かす」文章の作り方

2016年05月18日 公開
2024年12月16日 更新

木暮太一(教育コミュニケーション協会代表理事)

事実ではなく「感情」から考えてみよう

 

「伝えたいこと」を言葉にするのはなぜ難しいのか

自分が考えていることを言語化して、相手に響くように伝えたい……誰しも、そう思う場面があるのではないでしょうか。
たとえば、仕事なら、
・「詳しくお話聞かせてください」と言われる自己紹介がしたい
・人の心を動かすPOPが書きたい
・営業で、自社の商品を、相手に興味を持ってもらえるように勧めたい
あるいは、プライベートでも、
・「もっと話していたい」と思ってもらえるような、面白い雑談がしたい
・SNSで投稿した記事を多くの人に読んでもらって、「いいね!」がほしい
・自分の好きな本や映画などの面白さを、他の人にも伝えたい
など、思っている人は多いはず。

でも、これがなかなかうまくいかなくて、悩んでいる人が多いと聞きます。

たとえば、商品の魅力を伝えたいとき。
多くの人は、「キャッチコピーを作ろう」と考えてしまいます。
「キャッチコピーを作ろう」と意気込むと、「うまいことを言わなくてはいけない」という気持ちになってしまい、自分の言葉にならない。
そして、結果的にうまくいかないし面白くなくなってしまうのです。
実際のところ、興味を持ってもらえるキャッチコピーを作るのは、広告代理店にいるプロにとっても難しいこと。

 

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「香りつきのマスカラ」のキャッチコピー、どうつける? >

プロフィール

木暮太一(こぐれ・たいち)

言語化コンサルタント・作家・一般社団法人教育コミュニケーション協会 代表理事

14歳から、わかりにくいことをわかりやすい言葉に変換することに異常な執着を持つ。学生時代には『資本論』を「言語化」し、解説書を作成。学内で爆発的なヒットを記録した。ビジネスでも「本人は伝えているつもりでも、何も伝わっていない状況」を多数目撃し、伝わらない言葉になってしまう真因と、どうすれば相手に伝わる言葉になるのかを研究し続けている。企業のリーダーに向けた言語化プログラム研修、経営者向けのビジネス言語化コンサルティング実績は、年間200件以上、累計3000件を超える。『リーダーの言語化』『すごい言語化』(ともにダイヤモンド社)ほか、著書68冊、累計195万部。

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