2016年03月06日 公開
2023年05月16日 更新
さらに具体的な方策として、「チャンクダウン(細分化)」という手法もお勧めです。
「しないこと」を決められない人は、タスクを大きな塊かたまりとして漠然と捉える傾向があります。その結果、目の前の作業に片っ端から手をつける、という仕事の仕方になるのです。
その癖を改めるには、構成要素をできるだけ細分化して書き出しましょう。そのうえでタスクの重要性を判別していきますが、ここでは2つの指標を用います。
1つは、「影響度」。「このタスクをしないと、どれくらいのダメージがあるか」です。
もう1つは「所要時間が見えやすいか否か」。
資料作成は自分の作業スピードから終了時間を推測できますが、企画や構成は相手が関わるので、作業終了時間の目途が立ちません。「影響度が高く、時間が見えにくい」ものほど重要度が高いので、ここから順番に手をつけるのがベストなのです。
取材・構成 林加愛
更新:11月25日 00:05