2015年12月18日 公開
2022年12月15日 更新
昨今、「家飲み」を楽しむ人が増えていると言われている。そのため、おつまみとしてちょっとクオリティの高い缶詰がたくさん発売されている。また震災以降、非常食としての意味でも缶詰が注目されている。パカッと開けるだけで手軽に楽しめる保存食。様々なジャンルのお勧めの缶詰をご紹介しよう。<取材・構成=千葉優子 写真撮影=津田明生子(牛めし、いわしチリトマト、けんちん汁、缶deボローニャを除く8点)>
メーカー:国分
コンビニ、スーパーなどで購入可能
家飲みの流行を背景に、2010年の発売以降、おつまみ用缶詰ブームをけん引する「缶つま」シリーズ。「プチ贅沢」の感覚で買える300~400円台が主力。肉厚ながら柔らかな食感の「厚切りベーコンのハニーマスタード味」(105g)や、燻製の香りでお酒が進む「スモーク貝柱」(50g)など、ラインナップは約80種類。
メーカー:明治屋
コンビニ、スーパーなどで購入可能
素材と製法にこだわり、缶詰で失われがちな食感や香りも楽しめるのが、老舗ストア・明治屋が展開する「おいしい缶詰」シリーズ。たとえば、燻製は独自の配合でチップをブレンドし、味と香りを引き立てるなど、素材に合わせた製法で本格的な味を再現。おつまみとしてはもちろん、パンに挟んでもいいし、サラダのトッピングにもお勧めだ。
メーカー:アライドコーポレーション
スーパー、各種通販サイトで購入可能。
スペインバルの雰囲気でオシャレな家飲みを演出したいなら、タパス(スペイン風おつまみ)をイメージした「家バル」シリーズを。ワインはもちろんお酒の味や種類に合わせて選びやすい豊富なラインナップと、数人で分けられる、ほどよいボリューム感も人気の理由。突然の来客時や、一品足りないときのお助けメニューとしても活用度大。
メーカー:天狗缶詰
天狗缶詰直営サイト「一缶詰屋」などで購入可能
自動販売機でおでんを販売するというユニークなビジネスモデルで一躍話題になった、アキバ名物「おでん缶」。ラインナップは牛すじ入りとつみれ入りの2種類。いずれもうずら卵、ちくわ、大根など、定番の具材7種類が楽しめる。こんにゃくに刺さった串を箸の代用として使えるので、ランチや夜食、非常食など、用途は幅広い。
メーカー:サンヨー堂
Amazon.co.jp、楽天市場などの通販サイトで購入可能
熱湯の中で20分間ほど温めれば、ふっくら国産米と、醤油ベースで仕上げた柔らかい牛肉の食感が味わえる。内容量はお茶碗2杯分の375gとボリューム満点。3年6カ月の保存が可能なため、災害用の備蓄やキャンプ・登山などのアウトドアにも最適。牛めしの他、とりめし・五目めし・赤飯・チキンドライカレーもある。
メーカー:高木商店
高木商店ネットショップなどで購入可能
自宅でイタリアンを味わうなら、新鮮ないわしの旨味を凝縮した高木商店の「いわしチリトマト」(200g)はいかがだろう。千葉県銚子港で水揚げされた脂の乗った真いわしを、ピリ辛トマトペーストでじっくり煮込んだ逸品。軽く焼いたバゲットに添えたり、チーズを乗せてドリア風にアレンジすれば、ちょっとしたおもてなし料理に変身。
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更新:11月22日 00:05