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「先生に読んでほしかった」トップジョッキー戸﨑圭太が亡き恩師へ捧げる初の著書

戸﨑圭太(JRAジョッキー・YouTuber)

戸﨑圭太「やり抜く力」サイン会

現役のトップジョッキーでありながら、YouTubeなどの活動にも注力している戸﨑圭太氏。著書『やり抜く力 天才じゃなくてもトップになれた「ベリベリ」シンプルな理由』発売記念イベントでのインタビュー内容を紹介する。

 

初著書の裏で改めて気づいた感謝の気持ち

ーー初著書『やり抜く力 天才じゃなくてもトップになれた「ベリベリ」シンプルな理由』が発売されて1週間がたちました。

【戸﨑】僕自身が本を出せるなんて思ってもいなかったことなので、とても嬉しく思っています。この本は僕の人生にとって本当に大切な宝物になったと思っています。

ーーこの人にぜひ読んでほしい、という方はいらっしゃいますか?また、誰にプレゼントする予定とか、すでにその方から感想が届いていましたら、ぜひ教えてください。

【戸﨑】大井競馬在籍時代に、僕を主戦騎手として起用してくれた川島先生(正行調教師・2014年に死去)には読んでもらいたかったなーーというのはすごく思っています。

初めて交流重賞を制覇したパートナーであり、僕の騎手人生において思い出深い1頭であるフリオーソも川島先生の管理馬でしたし、本当に多くのことを学ばせてくれた先生です。

あとは、大井や南関東で一緒に乗っていた後輩ジョッキーには強制的に買ってもらって(笑)、読んでほしいなと思っています。 

ーー書籍の中で、戸﨑さんが一番気に入っているページはありますか?

【戸﨑】一番気に入っているところは、章と章の間に挿入されている、石崎隆之さん(元騎手)と福永祐一さん(元騎手・調教師)へのインタビューです。

石崎さんは大井時代、福永さんは中央に移籍してからお世話になった先輩で、そんなお二人から改めて僕のことを語っていただけたことは、身に沁みました。

ーー読者に対して、特にここを読んでほしいというページはありますか?

【戸﨑】僕のありのままがこの本のいたるところに詰まっているので、特にここを、というよりは全部を読んでいただけたら。

ーーご著書を出されるということ自体が初めてのご経験とのことですが、その中で最も苦労した点はどこでしょうか?

【戸﨑】本の中では、僕の幼少期から大井時代、中央に移籍して現在にいたるまで振り返っています。ですので昔のことを思い出しながらの制作過程だったのですが、細かな年や物事の順番を結構忘れてしまっていることに気づいて...。それらを思い出したり調べなおしたりするのは少し苦労しました。

ーー昨年のドバイシーマクラシック制覇から丸1年が経過しました。今回の書籍発売のほか、YouTubeチャンネル開設や各種メディアへの出演など、戸﨑さんにとってまさに転機となった1年だったと思います。心境や考え方の変化はありましたか?

【戸﨑】2025年は、本当にいろいろな挑戦をさせていただきました。 それらはどれも僕一人ではできないことで、これだけ多くの人が自分を支えてくれているんだと改めて感じた1年でしたね。また、SNSやYouTubeを始めたことでファンとの距離が近くなったと思います。

そういった方々に対して、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

プロフィール

戸﨑圭太(とさき・けいた)

JRAジョッキー・YouTuber

1980年、栃木県生まれ。1998年、南関東・大井競馬で騎手デビュー。2008年から2012年まで5年連続で南関東リーディングジョッキーを獲得する。2011年にはリアルインパクトで安田記念を制し、中央GI初制覇。2013年にJRAへ移籍すると、翌2014年から3年連続でJRAリーディングジョッキーに輝いた。2016年には特別模範騎手賞を受賞。2025年4月、ドバイで行われたドバイシーマクラシックを制し、海外GI初勝利を達成。その際に放った“Very very horse!”(ベリベリホース)という言葉が話題に。同年は2年連続6度目のMVJや東京競馬記者クラブ賞を受賞するなど、輝かしい1年となった。本書が初の著書となる。

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