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トレーニングセンター開設、JS修繕技術競技会開催...日本総合住生活の訓練がすごい !

2026年01月06日 公開

《PR》日本総合住生活株式会社

JSの訓練風景

深刻な人材不足と高齢化に直面する建設業界。そんな中、UR都市機構グループの住宅管理会社である日本総合住生活株式会社(JS)は、全国4拠点にトレーニングセンターを開設し、社員だけでなく、協力会社の技能の向上にも力を入れている。創立から60年を超える「住宅管理のパイオニア」の技術継承に関する取り組みを取材した。(取材・構成:石澤 寧)

 

協力会社約1万人も対象。本気の人材育成

JSスクエア外観JSトレーニングセンターは、スクエアJSのE棟に設けられている。各階ごとに照明の色温度を変えていたり、建物内には施設の床や壁材の名称や現在位置の高さが表示されているなど、建物自体を学習教材とする工夫が施されている。

さいたま市桜区のJR西浦和駅の近くに、日本総合住生活株式会社(JS)の施設が整然と並ぶ一角がある。「スクエアJS」は、住宅に関する技術開発や緊急事故の受付、技術力の向上を目指す訓練などを行なうために、JSが運営している複合施設だ。

「全国約90万戸の住宅を管理する私たちにとって、技術の継承は大きな課題です」
そう語るのは、JS教育訓練企画課で課長を務める北田晃彦氏だ。リフォーム業界で設計から営業まで幅広い経験を積んできた蓄積を活かして、現在はJSの訓練の最前線に立っている。

同社が管理する建物には、築40年を超えるものも少なくない。しっかりとした維持管理が必要な一方、人材不足や高齢化の影響は免れない。そこで、既存人材の技能向上と、若手や転職者の早期育成を目指し、技術継承に力を入れている。

JS訓練施設 全国拠点
全国4拠点にトレーニングセンターを設置。各地の協力会社が参加しやすい環境を整備している。オンラインで別拠点の講座も受講できる最新システムも導入。360度カメラで講師の手元まで克明に映し出し、遠隔地でも現場の臨場感を体感できる。

スクエアJSのほか、名古屋、大阪、福岡の4拠点にトレーニングセンターを設置。JSの社員だけでなく、全国1500社以上の協力会社の約1万人の人材も対象に、22コース・74回の訓練を実施。受講者は年間約1200人に上る。

「建物の管理だけでなく、団地にお住まいのお客様の暮らしを守る意識で取り組んでいます」と北田氏。技術とともに、住宅管理のパイオニアとしての使命も伝えている。

 

「見て覚えろ」から体系的教育への転換

スクエアJS内観昭和50年代の公団住宅を丸ごと再現したモックアップ。壁の内部や床の構造、配管の位置などがわかる形で再現されており、内部に入れば、修繕する際のイメージをリアルに描くことができる。

スクエアJSの訓練施設には、座学室や訓練室のほか、昭和40~50年代の公団住宅を忠実に再現した施設があり、実際の現場と同じ環境で訓練が行なわれている。内容は建築、機械設備、電気と専門分野ごとに分かれ、壁紙の張り替え、水回りの修繕、機器の修理・交換など多岐にわたる。

JS訓練風景1JS訓練風景2実物のドアや配線箇所が再現された環境で行なう訓練では、「つくり方」や「仕組み」を理解しながら、実際の住宅で修繕を行なうのと同じ感覚で技術を修得できる。

「集合住宅の修繕工事に長年携わってきた当社には、現場で培ってきた固有の技術・技能が数多くあります」(北田氏)

座学では安全衛生の確保やコンプライアンスの遵守について学ぶと同時に、専門分野について体系的な知識を習得。その知識をもとに自ら実践して身につけていくことを重視している。

「昔は、現場で見て覚えろというやり方が当たり前でした。しかしそれでは効率が悪く、間違って覚えてしまう場合もある。きちんとした知識をベースに、段階を踏んで身につけられるように指導しています」(北田氏)

講義の進め方にも工夫を凝らしている。パワーポイントで要点を示し、AI音声で聞き取りやすく解説。別拠点の講座もオンラインで受講可能で、受講後のアンケートもスマホ上で回答可能にするなど、効率的な仕組みを導入している。

「『間違いのない方法が身についた』『自分のやり方に自信が持てた』といった感想をもらうと、訓練の意義を実感しますね。逆に反応が今ひとつなら教え方を修正します」と北田氏。技術を伝えることは、JS自体の技術力をアップデートする効果もある。

「受講生の話に周りが刺激を受けて、『支店のメンバーをまとめて受講させてほしい』という相談が来ることもあります。技術を伝える効果が広がっているのを実感しています」と北田氏は語る。

 

「修繕技術教育のモデル」になることを目指して

JS修繕技術競技会今回で4回目を迎えるJS修繕技術競技会。各協力会社から推薦された腕利きの作業員たちが集う。「清掃」「設備配管」「電灯コンセント」など、その年によってテーマが定められ、今年度は「壁紙」をテーマに、学科20問と制限時間150分の実技で磨いてきた技を競った。今回からはライブ配信も実施。各作業員のモチベーションになるとともに、技術を高める意義を伝える貴重な機会にもなっている。

訓練と並んで力を入れているのが、JS修繕技術競技会だ。各協力会社から推薦された腕利きの作業員が技術を競う大会で、今回で4回目を迎える。年ごとに「清掃」「設備配管」「電灯コンセント」などテーマを定め、その分野のエキスパートが腕を競う。

「普段は人目に触れない技術を披露することは、作業員さんたちのモチベーションになっています。もっと盛り上げてほしいという声もあり、今回からライブ配信も行ないました」(北田氏)

技術を伝えるだけでなく、一緒になって技術を磨く素晴らしさを盛り上げていく。そこにあるのは「共に取り組む」というJSの技術教育に対する姿勢だ。

JS北田課長
JS教育訓練企画課の北田晃彦課長。(写真撮影:丸矢ゆういち)

「最近の若者は『教えてもらっていません』とよく言います。でも教えれば必ずやりますから、むしろ真面目だとポジティブに捉え、必要なことを伝えて『一緒にやろう』と共に取り組むスタンスが大切です」

年配者も同様だ。「デジタルが苦手な方には『一緒にやってみましょう』と声をかけます。上の世代がやる気になれば、若い世代の刺激にもなります」と北田氏は語る。

道路や下水道管の老朽化が報じられるように、様々なインフラの修繕が必要になっている日本は、修繕大国となっていかなければならない。古いものを壊して新しく建てるということを繰り返してきた建設業界の中で、「修繕技術教育のモデルを作っていきたい」と語る北田氏。JSの取り組みは、日本の住宅インフラを守るという公共的使命に基づいた「未来への投資」でもあるのだ。

 

【お問い合わせ】
日本総合住生活株式会社
03-3294-3381
https://www.js-net.co.jp/

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