2019年12月05日 公開
2023年02月24日 更新
このように、想定した結果と違う部分を掘り下げていくと、自分の感覚とデータの違いがわかるようになります。
それだけではありません。このようなことを進めると、より正確に状況をつかめるようになるのです。また、対応策を考える際にも、より具体的な対応策が打てたり、幅広い観点からの対応策になったりします。例えば、時間帯別での顧客層の状況がわかれば、時間帯別で陳列する商品を少し変えたりするといった対応策も考えることができるでしょう。
想定外の情報を目にすると、思わず、その情報をなかったものにしたくなるでしょうが、実はアイデアを膨らませたり、正確に状況をつかむチャンスなのです。うまく活用できるといいですね。
もちろん「自分の肌感覚とデータが常に合わない」という場合はそんな悠長なことは言っていられません。自分の肌感覚に相当偏りがあるのか、データの収集の仕方がいい加減なのか、どちらかということになります。自分の感覚は他の人とずれてないか、もしくはデータの入手の仕方が適切なのかをしっかり点検してください。
更新:11月24日 00:05