2019年11月27日 公開
2023年02月24日 更新
私も営業マン時代、売れている先輩たちにこんな質問をしたことがあります。
「どうしたらそんなに売れるんですか?」
すると、
「そんなのは、お客さまと仲よくなればいいんだよ」
「雑談だけで売れるよ」
「お客さまの話をよく聞くことだね」
こんな感じの答えしか返ってきませんでした。どれも納得するには至りません。それだけじゃ売れないでしょうと心のなかで思っていました。
でも当時の先輩たちは、私に意地悪をして教えないようにしていたわけではありません。むしろやさしく教えようとしてくれていたのです。
ただ、本当のキモの部分を彼らは無意識にやっていたので、それを言葉にできずにいました。おそらく教える側ももどかしかったと思います。もっと説得力のある話をして部下の私が大いに納得する姿を見たかったのでしょう。
それは、伝え方が下手なわけではありません。自覚していない部分を教えようとしても、そもそも無理だったのです。
もしあなたが部下を教えているときに、このもどかしさを感じているなら、それは無意識の部分を思うように教えられないからだと想像します。
自分がなぜ売れていたのか? 営業するにあたってのポイントはどこか?
その答えを見つけるには、無意識領域を見える化することです。売れている営業マンに共通する「売れる理由」を明らかにすることで、わかりやすい言葉で説明することが可能になります。
更新:11月22日 00:05