2019年10月14日 公開
2023年02月24日 更新
ただし、簡単にメモを取れるようになったため、メモの量が爆発的に増えました。そうなると、それらを管理することが問題になってきます。
大量にたまったメモの中から重要なものだけ残そうとして、不要になったメモを削除しようとしても、メモが増えるスピードのほうが速くて、追いつかないのです。
このため、「メモを取って、それを保存してあるのに、探し出すことができない」という問題が生じます。これをどのように解決するかが、AI時代の発想における重要な課題になりました。
デジタル情報については、保存容量には事実上制限がなくなったので、いくらでも保存することができます。そこで、「捨てるのではなく、検索する」という方針に発想を転換することが必要です。
そして、きわめて大量のメモの集まりから、求めるメモを、必ずしかも即座に引き出せるようにするための検索キーワード(タグ)のシステムをうまく構築します。すると、「いくらでもためて、必要なときにいつでも参照できる」メモのシステムができます。これは、「超」メモ帳と呼びうるものです。
より詳しく知りたい方は、『AI時代の「超」発想法』をご覧ください。さらに、本書に掲載されているQRコードから、「『超』メモ帳」の説明ページに飛ぶことができます。
キーワードシステム構築の具体的な方法については、『「超」AI整理法』(KADOKAWA)を参照してください。
ポイント 大量のメモをスマートフォンに記録した場合に問題になるのは、必要なメモを後で引き出せなくなること。「超」メモ帳はこれを解決する。
更新:11月24日 00:05