2018年10月31日 公開
2018年11月07日 更新
エミリーによると、マルチ・ポテンシャライトには、次の4つの働き方(ワークモデル)がある。
1.グループハグ・アプローチ:一つの多面的な仕事またはビジネスに携わることで、職場で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来できること。
2.スラッシュ・アプローチ:パートタイムの仕事やビジネスをいくつか掛け持ちし、その間を日常的に飛び回っていること。
3.アインシュタイン・アプローチ:生活を支えるのに十分な収入を生み出し、ほかの情熱を追求する時間とエネルギーも残してくれる、フルタイムの仕事かビジネスに携わること。
4.フェニックス・アプローチ:ある業界で数ヵ月、もしくは数年働いたあと、方向転換して、新たな業界で新たなキャリアをスタートさせること。
そう、マルチ・ポテンシャライトも一色(ひといろ)ではないのだ。複数のプロジェクトを同時進行させるのが好きなのか、一つのテーマをじっくり掘り下げてから次の分野に移るのが好きなのか、安定を好むのか自由を求めるのか、など性格や好みによって、しっくりくるワークモデルは違う(もちろん、毎年のようにモデルを替えても、混ぜてハイブリッドにしても構わない)。
大事なことは、どのワークモデルを選んでも、「お金」「意義」「多様性」という3つの要素を満たす人生を設計することだ。ただし、それぞれの要素がどの程度必要かも十人十色。3つの要素を自分にふさわしい分だけもたらす人生を設計することが、幸せに生きるカギになる。
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更新:11月25日 00:05