2018年09月19日 公開
2023年03月14日 更新
このフレーズもお約束のように毎回耳にする。しかも、本当に忙しいのか、断るための口実なのかも分からない。
その際の切り返しの定番はこうだ。
「お忙しいところ、失礼いたしました。(申し訳なさそうに)大体、お手隙になるのは、いつ頃のタイミングで……」と会う時間が取れるタイミングを相手に言わせる。
「連休明けには……」とか「秋口には……」といった回答を得たら、その場はスマートに電話を切って、記録し、相手がその時に言った時期に再コールし、「3ヵ月前のお忙しい折に電話をかけてしまいました、〇〇の大塚ですが、そろそろお手隙になるタイミングかと~」といった具合に再チャレンジするのだ。
言質(げんち)を取っているだけに、かなりの確率でアポが取れる。もちろん、「いや、実はまだバタバタしていて……」を繰り返す人もいるが、3回以上繰り返されたら、その人では先に進まないので、もう一階層上の人か別な部門の役職者にアプローチしたほうがいい。
こうしたニュアンスで断ろうとする相手には、肯定的に受け止め「比較」を促したい。例えば、「それはよかったです。では、是非、一度、使い勝手やコストを比較していただければと思います。少々、驚かれるかもしれませんよ。さっそくですが……」といった感じだ。
そもそも現状に満足している企業などないと考えて対処するのが正しくて、口では「満足」と言っていても、そのほとんどは「高いモノをつかまされているのでは?」という疑いを持っているということを忘れてはならない。
更新:11月25日 00:05