2015年04月10日 公開
2023年05月16日 更新
<あなたは大丈夫?>
あなたの職場でのその言動、女性社員から「ウザい」と思われているかも!?
女性は他人の言動や身だしなみに敏感。思わぬところでダメ出しされている可能性がある。女性目線の「ウザい人」とはどんなタイプが多いのか、専門家にうかがった。
もしかして、職場の女性社員にウザがられてはいませんか?
女性は、男性以上に細かい部分まで気がつきます。一方、自分の本心をひた隠すのも上手。不快や怒りでイラ立っていても、「そうなんですか!」「すごいですね〜」などと満面の笑み。 もし、女性があからさまに渋面を作ったり、苦言を述べるようなら末期。女性は好き嫌いが明確なので、一度「嫌い」となると、なかなか挽回は望めません。では、男性が自覚しにくい、女性が感じる「ウザい男性社員」とはどのような人でしょう。
■ダジャレ系
なぜか男性は一定の年齢以上になると、ダジャレおやじになる人が出現するようです。とくにウザがられるのは、やたらとダジャレを連発する人。最初はおで笑いますが、あまり続くと無表情になってきます。
これは、ダジャレが悪いのではなく、タイミングが悪いのです。会議が行き詰まっているとき、打ち合わせで緊張しているときなど、ダジャレで場を和ませる男性社員は「余裕がある」「ユーモアがある」と女性の評価も高くなります。ウケるダジャレは実は高度。まずは無駄打ちを止めて、相手の反応や場の空気をよく観察しましょう。
■上から目線系
「コピー取っておいて」
「これ、明日までに直しといて」
どの職場にも1人はいそうな命令口調の男性上司や同僚です。男性にしたら普通に頼んでいるつもりでも、女性には横柄な口の利き方にしか聞こえません。
改善法は簡単です。
「申し訳ないけど」
「お願いがあるんだけど」
冒頭にこのような「クッション言葉」を入れるのです。これはへりくだっているのではなく、気遣い。部下にだってそれぞれに仕事の予定や段取りがあるのですから、それに配慮した話し方は職場マナーの基本です。
■ハエ上司系
オフィスを徘徊して、ターゲットの女性社員にすり寄り、自分の趣味や愚痴を聞かせる男性上司。フラフラと歩き回り、あちこちに立ち寄る生態から「ハエ」にたとえられます。
ウザいのは、一方的すぎる話題がダラダラ続くこと。釣りやゴルフなど、女性がさほど興味のない話題はリアクションにも困ります。雑談は、ある程度話したら切り上げること。喫煙室のマナーで、〝雑談はタバコ一本を吸うぐらいの時間〟と言われます。この時間内に収めましょう。
■セクハラ系
最近は男性もセクハラに注意していて、職場でのあからさまなセクハラは減少傾向。ただし、飲み会などになると、タガが外れてプライベートに踏み込んだ発言をしてしまう男性社員は多いようです。結婚や彼氏の有無、容姿や服装の話題は男性側から切り出すのは避けましょう。
一方、セクハラに過剰反応する女性もいます。「スカートが短すぎる」「メイクやネイルが派手すぎる」など、業種によっては仕事に関わる注意事項も、ウザい、セクハラだとレッテルを貼られてしまう危険性があります。
そんな面倒を避けるには「広く告知する」ことがポイント。朝礼で社員全員に向けて伝えたり、服装チェックシートを作ったりすると、円満解決できます。
■うすら笑い系
注意を促したり、重要な話をする際に、笑みを浮かべている男性がいます。真意が見えにくく何を伝えたいのかわからないとウザがられます。嫌われたくないと気を使っているのかもしれませんが、それがかえってウザい。伝えたい内容と表情・口調は一致させるのがコミュニケーションの基本です。叱るときは真剣な顔で叱り、最後は笑顔で「頑張って」と伝える。これが笑顔の効果的な使い方です。
■スメハラ系
スメル・ハラスメント、略してスメハラです。タバコやお酒、コーヒーのにおいを発散していませんか? 男性用整髪料や香水にも要注意。においに関して女性はストレートに嫌悪感を示します。近づいたときに、顔をそむけたり、鼻に手を当てたりしたら「臭いですよ」のシグナル。
ランチ後は歯を磨く習慣をつけたり、ガムやタブレットでケアしたりしましょう。におい対策は万全に。身だしなみ以前の問題です。
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更新:11月21日 00:05