【この文房具に注目！】『マンスリーバースデーカード』（KIFNASK）

2020年02月12日公開

文房具朝食会・原敬輔

大切な家族や仲間に手書きのメッセージを

　今回紹介するのは、『マンスリーバースデーカード』の日付を入れられるタイプです。

　こちらのカードがユニークなのは、月と日が印刷されているところです。Happy Birthdayと箔押しされていて、おしゃれなデザインが気に入っています。

　紙は日本の竹から作られた竹紙100ホワイトを使っています。処分に困っていた竹を活用した紙で、環境にも配慮した文房具です。カードって紙質によってペンを選ぶことがあるのですが、こちらのカードはスムーズに書けます。

　最近、私は親戚に不幸があったこともあり、自分の人生や時間について改めて考えるようになりました。誕生日に、SNSでスタンプを送るのと違い、カードを手書きで送るというのは、一定の時間を必要とします。大切なご家族や仲間に、このカードを使って、手書きのメッセージを送ってみるというのはいかがでしょうか。

　家族や友達の誕生日にカードを送りたいと思ってタイミングを合わせたいが、前日は忙しいし、速達でお願いするにも郵便局までわざわざ行くのが難しいといったこともあるでしょう。実は、郵便局には配達日指定サービスがあります。差出日の翌々日から起算し10日以内の日まで指定できます。追加料金は、平日は32円、日曜日・休日は210円です。

　バースデーカードは、KIFNASKオンラインストアにてオーダーできます。今回は日も入ったカードを紹介しましたが、月だけのタイプもあります。先にいくつかの月のカードを買っておいて、送りたい人たちの誕生月になったら送ってみるというのもありです。ふだんなかなか感謝を伝えられない人に、おしゃれなカードで手書きのメッセージを送ってみると、なんだか人生の豊かさが増すような気がします。

《写真提供：KIFNASK》

著者紹介

原　敬輔（はら・けいすけ）

文房具朝食会主宰

新卒で〔株〕リクルート（現・〔株〕リクルートホールディングス）に入社したのち、レバレジーズ〔株〕や〔株〕ウフルといった複数のベンチャー企業でマーケティングを経験。現在は業務委託で企業のマーケティングやPR支援を行なっている。山梨県大月市のマーケティングアドバイザー、クラフトビール「KOBUSHI BEER」のブランドアンバサダー、花火鑑賞士など関心は多岐にわたる。

文房具に関してはペンよりもノートの方が好きで、市民団体「日本手帖の会」が行なっている手帳検定2021の認定手帳有識者、レベルゴールドを取得。

「文房具朝食会」とは、文房具好きが休日の朝に集まって、好きな文房具やその使い方をプレゼンしたり、意見交換をしたりする交流会。文房具メーカーや雑誌編集部との共催なども行なっている。