2018年10月16日 公開
2023年03月14日 更新
営業とは自社の製品やサービスを「説明すること」ではなく、顧客のニーズや課題に対し、自社商材が「いかに役に立つかを訴求すること」である。今回はこの売れる営業の最も重要な3つのセオリーを解説する。
自社商材がいかに役に立つかを語るには、自社商材をよりよく見せるには以下の3つのセオリーに従うのが効果的だ。
ベネフィットとは、顧客がその製品やサービスを欲しいと感じる中核的な価値のこと。マーケティングの第一人者フィリップ・コトラーは著書の中で「顧客が欲しいのはドリルではなく、1/4インチの穴だ」というレビット博士の名文句でベネフィットを説明しているが、この短いフレーズが売れる営業の核心を象徴している。
結局のところ、自社商材の性能や競争優位性は営業の段階では変えることができず、既に定まったものだ。
それを顧客により魅力的にアピールするには、もはや変えることできない「商材」のほうではなく、顧客のニーズや課題に焦点を当てて、その背景や発生のメカニズムを共有し、そこで自社商材がいかに役に立つのかを語るしかない。
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更新:11月22日 00:05