2018年08月13日 公開
2023年03月14日 更新
情報源というのは、人でも物でも方法でも構わないが、有益な情報源でなくては意味がない。自社、他社を含め、その分野に詳しい人、事情通と言われる存在がいるので、そうした情報キーパーソンとは人間関係を築いていきたい。
そういった人間関係は仕事を通じてはもちろん、趣味やマンションの理事会仲間、学校の同級生や先輩、後輩といった関係からも築きやすい。
結局のところ、私達が能動的に情報を得る方法というのは「人に聞く」「ネットや文献などを自分で調べる」「本や論文などを読む」という3つしかない。
そこに「テレビや雑誌、新聞といったメディアを通じて、あるいは人との会話の中で偶然知った」という受動的入手が加わるが、いずれにしても、その情報の出所の信頼性が要になる。
フェイクニュースや眉唾情報では、それこそ自分の信頼を損ねてしまうので、情報の信ぴょう性、情報源の信頼性には注意を払いたい。
その上で、情報源になり得るという切り口で専門誌や情報サイトのコラムや小さな記事までチェックし、使えそうな箇所は定期的にチェックすることを薦めたい。
更に、自身の業界専門誌や情報サイトではなく、業際化の視点から、隣の業界の媒体をチェックすると、ヒントになるものが多く見つかる。しかも自分のライバル達は知らないというメリットがあるので、コッソリ伝えておきたい。
幅広く情報を持っていることも重要だが、「得意分野」があって、それが顧客の興味・関心にはまると顧客は「この人に任せておけば安心だ」と感じるので、当然、案件化率も受注率も高くなる。
たとえ、はまらなくても「この人は営業なのに最新のセキュリティーに詳しい」「この人は補助金の申請に詳しい」「この人は映像作成の実務にやたら詳しい」ということに、顧客側が気づくと“その知見が必要になったらこの人に聞こう”と、自分が相手の情報源に格上げされる。
「一業者」と「情報源」との間には埋めることのできない差があるのは想像に難くないだろう。
ちなみに、相手が野球好き、サッカー好きならそれら共通する趣味についても「得意分野」に含めて構わない。
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(出典:「営業サプリ」https://www.eigyousapuri.jp/)
更新:11月22日 00:05