2018年04月13日 公開
2018年04月13日 更新
国際化、そしてインバウンド……どんな業界で働く人にも、英語はすでに不可欠な存在になっている。
だが、忙しいビジネスパーソンにとって、英語学習の時間を取るのは難しい。そんなビジネスパーソンにこそ支持されているのが「Bizmates」(ビズメイツ)だ。
質の高いレッスンが安価で、しかも自分の都合に合わせて受けることができ、個人はもちろん企業からの支持も急拡大しているという。その秘密を探った。
2012年の創業以来、急拡大を続けているオンライン英会話『Bizmates』。創業社長である鈴木伸明氏は、自社の強みについてこう語る。
「多くのビジネスパーソン、そして法人のお客様に支持されている理由は『ビジネスを成功させ、成果を上げるための英語』に特化しているからだと思います。
ビジネスパーソンにとって、文法や難しい単語を覚えたりすることよりも大事なのは、英語を使って成果を出すことのはずです。だからこそ『Bizmates』では『英語力』に加え、『効果的なコミュニケーション力』『ダイバーシティ(オープンマインド)』『リーダーシップ』『パーソナリティ』の5つを同時に磨き上げることのできるプログラムを独自開発しています。それが評価されているからこそ、支持につながっているのだと思います」
では、具体的には何が違うのか。プログラム開発を手がけたのは、大手英会話スクールで16年にわたってトレーナーや教材開発を務めた経験を持つ、同社取締役の伊藤日加氏だ。伊藤氏は言う。
「我々が目指しているのは、シンプルで丁寧、かつ『効果的』な英語です。たとえば、初対面の挨拶として一般的には、『Nice to meet you.』『Nice to meet you,too.』という会話が教えられますが、Bizmates ではこれはダメな例。シンプルで丁寧ではありますが、効果的ではない。一方、『Nice to meet you,too. Mr. Ito.』と相手の名前を口に出して、『I'm Suzuki. Call me KEN.』と自分のニックネームを伝えることで、一気に距離が縮まります。我々が提供するのはこうした実践的な英会話なのです」
もう一つ、Bizmates が支持される理由は、トレーナーのプロフェッショナル性にあるという。フィリピン人トレーナーの質について、伊藤氏は次のように語る。
「トレーナーの質は我々が厳しくチェックしています。しかも、我々が評価しているのは英語力だけではなく、ビジネス経験があること、そして我々が求める人間的な評価基準に達しているかという点です。
というのも、『ビジネスで成果を上げる』と考えたとき、単に英語が話せるだけのネイティブよりも、ビジネス経験のあるトレーナーと実践的な会話をしたほうがよほど効果があるからです。さらに言えば、世界で英語を使っている7割がノンネイティブと言われています。
これだけ厳しい選別をしているため、多数の応募があるにもかかわらず、トレーナーの合格率は1%を切っているのです」
ビジネス経験豊富なトレーナーによる高品質なレッスンに加え、オンラインならではの利便性、さらに「レッスン1回290円から」という価格帯も、Bizmatesが支持される理由だ。
レッスンは午前5時~深夜1時まで、30分単位で受講でき、開始5分前まで予約ができる。
これならどんなに忙しい人でも、自分の都合に合わせてレッスンが受けられる。
「なぜ、このような仕組みにしたかと言えば、英語は毎日少しずつでも勉強しないとすぐに忘れてしまうからです。これなら朝ちょっと早起きしたり、昼休みを活用したりすることで、いつでも時間が作れます。まさに『勉強しない理由がなくなる』のです」(鈴木氏)
前述したようにBizmatesは「法人」の顧客が急速に伸びており、2018年2月には導入企業社数が300社を突破した。
その理由の一つが、企業ごとにオーダーメードのプログラムを組み立てることのできるそのフレキシビリティだ。
「先ほど述べた基本コンセプトは一緒ですが、その企業の業種に合わせた独自プログラムを開発しています。たとえばインバウンド向け、レストラン向け、ホテル向けなど、それぞれの場面に応じた実践的な教材をご用意します。そして、それを900人のトレーナーが共有しているので、誰もが同じレベルで授業を行なうことができます」(伊藤氏)
効果があり、価格も安く、都合に合わせてレッスンができる。確かに選ばない理由が見当たらない。とはいえ、日本語の話せないトレーナーと1対1で会話することに、とくに初心者は不安を覚えるかもしれない。
「そうした不安を持つ方のために、授業の内容を日本語で予習できる動画を用意しています。これを見ておけば、本番で引っかかることなく会話ができます。動画ですから通勤時間などで視聴可能です。日本語での授業も大事ですが、やはりレッスン中は頭を英語だけにしたほうが、上達は圧倒的に早くなります。
具体的にはまず1カ月やってみていただければ、確実に効果を感じていただけるはずです。
学生時代に学んだきりの人でもまったく問題ありません。ぜひ、多くの人に試してみていただければと思います」(鈴木氏)
東急リゾート株式会社
総務・人事グループ リーダー・樫山宗介様
更新:11月23日 00:05