THE21 » カルチャー&トレンド » 【プロ野球トリビア】たった1年で更新されてしまったプロ野球記録は?

THE21編集部が、プロ野球のシーズン記録に関するトリビアを紹介します。
※NPB公式サイトより出典
戦後初・そして捕手として唯一の三冠王を成し遂げた野村克也選手。小鶴誠選手(松竹)が保持していたシーズン51本塁打の記録を13年ぶりに更新しました。
ところが翌年、「世界の王」王貞治選手がいきなりの記録更新。このときの55本塁打という記録は、2013年にバレンティン選手(ヤクルト)が更新するまで実に49年間破られず、日本球界の金字塔となりました。
野村選手は通算記録においても偉大な数字を残しながら王選手の後塵を拝すことが多く(本塁打、打点、塁打数などが王選手に次ぐ歴代2位)、当時の人気格差なども踏まえ自身を目立たない「月見草」と称しました。
後年はこれらの不遇な経験が「ボヤキ」の格好のネタとなり、それゆえに、更新された記録としてはもっとも有名な1つではないでしょうか。
「塁打数 ÷ 打数」の計算式で算出され、文字通り長打力を測ることのできる指標が長打率です。
王選手の保持していた記録「.761」を更新したのが、85年の落合博満選手。この年は「打率.367 本塁打52 打点146」という圧倒的な成績で自身2度目となる三冠王に輝きました。
翌年、その記録をいきなり破ったのも三冠王でした。伝説の助っ人外国人、R.バース選手が長打率記録を一気に1分以上更新。主要打撃成績も「打率.389 本塁打47 打点109」で2年連続2度目の打撃三冠を獲得しました。(なお、シーズン打率.389は2026年現在もなおプロ野球記録です)
ちなみに86年は落合選手もパ・リーグで3度目の三冠王を獲得。2年連続で両リーグに三冠王が生まれるという歴史的な期間でした。
また、落合選手の誕生日は1953年12月9日、バース選手の誕生日1954年3月13日。生まれ年の違いはあれど、実は同級生の2人なのでした。
更新:10月02日 00:05